コピーライト表記を毎年自動更新する方法【PHP & JavaScript対応】

ウェブサイトのフッターでよく見かける「© 2024 COMPANY NAME All Rights Reserved.」
というコピーライト表記。
これ、毎年手動で修正していませんか?

「うっかり年号を更新し忘れて、1年前のままだった…」
そんなミスを防ぐには、自動で現在の年に更新される仕組みを導入するのがベストです。

この記事では、PHPとJavaScriptの2通りで「西暦を自動更新する方法」をご紹介します。

PHPで西暦を自動表示する方法(WordPressなどに最適)

WordPressやPHPが使えるサーバー環境であれば、以下の1行でOKです。

<p class="copy">© <?php echo date('Y'); ?> COMPANY NAME All Rights Reserved.</p>

解説

  • date('Y') は現在の西暦(例:2025)を取得するPHP関数。
  • ページを表示するたびにサーバーが動的に年号を差し込みます。

WordPressテーマのfooter.phpなどに設置すれば、毎年自動更新されるので非常に便利です。

JavaScriptで西暦を自動表示する方法(静的HTMLでも可)

サーバーサイドが使えないHTMLだけのサイトなら、JavaScriptで対応可能です。

<p class="copy">© <span id="year"></span> COMPANY NAME All Rights Reserved.</p>

<script>
document.getElementById('year').textContent = new Date().getFullYear();
</script>

解説

  • <span id="year"></span> の中にJavaScriptで年を挿入。
  • new Date().getFullYear() で現在の年を取得。
  • HTMLファイルだけで実装可能なので、レンタルサーバーやS3などの静的サイトにも対応できます。

実務での使い分けポイント

サイトの種類推奨方法
WordPressやPHP使用<?php echo date('Y'); ?>
HTMLオンリー静的サイトJavaScript
SEOに影響させたくないPHPがベター(GoogleはJSをすぐ反映しない場合あり)

忘れがちな落とし穴

  • JavaScript方式はブラウザがJSを無効にしていると表示されないことがあります(ごく稀)。
  • PHPの場合はキャッシュに要注意。ページキャッシュが古い年を残していることがあるため、
    動的部分として除外設定が必要なケースもあります。

まとめ

コピーライトの年号は、毎年必ず変わる情報
にもかかわらず、つい後回しになりやすいのが現場のリアルです。

自動化しておけば、修正漏れや確認工数をゼロにできます。
たった1行のコードで、毎年の更新作業から解放されましょう!