コーディング | WEBデザインMATOME

Category: コーディング

「整ってるHTML」はこう書く!読みやすいマークアップの黄金ルール

なぜ“動くHTML”と“評価されるHTML”は違うのか? 「動くHTML」と「整ってるHTML」は別物 HTMLを書き始めてしばらくすると、こんな経験をする人が多いはずです。 このとき、多くの人はこう思います。 「もっとCSSやJSを勉強しないとダメなのかも」 ですが、実務で本当に差がつくのはHTMLの“整い方”です。 整っているHTMLとは、 つまり、 人が読むことを前提に書かれているHTML この記事では、レビューで評価される「整ってるHTML」を書くためのマークアップの黄金ルールを、具体例つきで解説します。 「整ってるHTML」とは何か? まず定義をはっきりさせましょう。 ■ 整ってるHTMLとは 見た目ではなく“意味と構造”が整理されたHTML です。 よくある誤解はこれです。 これらは「最低条件」であって、整っている理由ではありません。 整っているHTMLは、次の特徴を持っています。 黄金ルール①「HTMLは見た目ではなく構造で書く」

Continue reading

再生ボタン付きで音あり動画はできる?

ブラウザ制限と正しい実装方法をわかりやすく解説 WebサイトやLP、ファーストビューで動画を使う場面は年々増えています。特に最近よく聞かれるのが、こんな疑問です。 「再生ボタン付きで、音あり動画ってできますか?」 結論から言うと、再生ボタン付きであれば、音あり動画は問題なく再生可能です。 ただし、自動再生との違いやブラウザの制限を理解していないと「音が出ない」「再生されない」といったトラブルに繋がります。 この記事では、 を、初心者の方にもわかるように解説します。 なぜ「音あり自動再生」はできないのか? まず押さえておきたいのが、**ブラウザ側の仕様(制限)**です。 現在の主要ブラウザ(Chrome / Safari / iOS / Android)では、 というルールが共通しています。 理由 突然音が鳴るとユーザー体験を大きく損なうため、「ユーザーの意思を伴わない音声再生」は制限されているのです。 そのため、以下のような実装は再生されない、もしくは音が出ません。

Continue reading

失敗から学ぶ!駆け出しコーダーがやりがちな5つの落とし穴

「できるようにならない人」と「一気に伸びる人」の分かれ道 失敗は“才能の有無”ではなく“通過点” HTMLやCSSを学び始めて、「なんとなく形が作れるようになってきた」頃。 多くの駆け出しコーダーが、こんな悩みにぶつかります。 そして、こう思ってしまう。 「自分には向いていないのかもしれない」 でも安心してください。それはほぼ全員が通る“成長途中の落とし穴”です。 重要なのは、どんな失敗をしているかその失敗から何を学ぶか。 この記事では、実務・学習の現場でよく見かける駆け出しコーダーがやりがちな5つの落とし穴を紹介しつつ、 を丁寧に解説していきます。 落とし穴①「とにかくコードを書けば上達する」と思ってしまう ■ よくある状態 一見、努力しているように見えますが、この状態が長く続くと成長が止まります。 ■ なぜ成長しにくいのか? 理由はシンプルです。 「なぜそのコードなのか」を考えていないから コードを書く行為自体は大事ですが、考えずに書く時間が増えると、 という状態になります。

Continue reading

デザインとコードの間にある“翻訳力”を磨こう

「再現できる」から「価値を生み出せる」Web制作者へ なぜ「翻訳力」がこれほど重要なのか? Web制作の現場で、こんな経験はありませんか? こうした問題が起きるたびに、多くの人はこう考えます。 「もっとCSSがうまくなれば解決するはず」「JavaScriptの知識が足りないのかも」 しかし、実務を重ねるほど気づくはずです。問題の本質は“技術不足”ではないと。 実はこれらの原因の多くは、 デザインとコードをつなぐ“翻訳力”の不足 にあります。 デザインとコードは、同じゴールを目指していながら、まったく違う言語で世界を表現しています。 この2つの間を正しく行き来できる人こそ、現場で「信頼されるWeb制作者」になります。 この記事では、デザインとコードの間にある“翻訳力”とは何かなぜAI時代にさらに重要になるのかどうすれば実務レベルで鍛えられるのか を、具体例とともに徹底解説します。 翻訳力とは「写す力」ではない まず大前提として押さえたいのは、 翻訳力 = デザインをそのまま再現する力ではない ということです。 ■

Continue reading

AI時代のWebコーダーに求められる“考える力”とは?

コードを書く人から「設計して価値を出す人」へ AIで「コーディング」が簡単になった今、不安になるのは当然 ChatGPT、GitHub Copilot、各種AIエディタ…。2024年以降、Web制作の現場は“AI前提”へと急速に変わりました。 これまでコーダーの武器だった といったスキルが、AIの登場によって“加速”される一方で、こんな不安も生まれています。 「AIがコードを書けるなら、コーダーは不要になるのでは?」「自分の価値はどこにあるの?」「学ぶべきことは何が正解?」 結論から言うと、AI時代にコーダーが不要になることはありません。ただし、“作業者”としての価値は減り、「考える人」としての価値が一気に上がります。 この記事では、AI時代にWebコーダーが生き残るために必要な“考える力”の正体を、実務目線で徹底的に解説します。 第1章:AIが得意なこと・苦手なこと まず、AI時代に「何が変わったのか」を整理しましょう。AIが普及したことで、Web制作で次のことが一瞬になりました。 AIが得意なこと つまり、作るスピードは誰でも上がります。 でもここで重要なのは… AIは「正しいっぽい答え」を出すのは得意だが、「正しい設計」を決めるのは苦手 ということです。 AIが苦手なこと AIが出してくるコードはたいてい「動く」けれど、現場で求められる“最適”ではないことが多いのです。 「書く力」から「設計する力」へ価値が移動する これまでのコーダーの価値は、極端に言えばこうでした。

Continue reading

SEOを意識したHTMLコーディング:タグ構造とalt属性の最適化

〜検索に強いサイトは「HTMLの設計」が9割〜 SEOは「コンテンツ」だけでは勝てない SEOというと、多くの人が最初に思い浮かべるのは といった“コンテンツ側”の話だと思います。 もちろんそれらは重要ですが、実務の現場ではそれ以前に… HTMLが整っていないサイトは、内容が良くても正しく評価されにくい という事実があります。 検索エンジン(Googleなど)は、人間のように「雰囲気」でページを理解しません。HTMLの構造から、 を読み取り、評価します。 つまりSEOに強いHTMLとは、 検索エンジンが理解しやすい文章構造を、正しくマークアップできているHTML です。 この記事ではその中でも特に重要な に絞って、すぐ実装に使える形で解説します。 第1章:SEOを強くするHTMLの基本は「文書構造」 HTMLは見た目を作るためのものではなく、文書の意味を整理する言語です。 例として、以下のような“divだけのHTML”はSEO的に弱くなりがちです。 人間は見た目で理解できますが、検索エンジンは となりやすいです。 SEOに強い構造にするとこうなります。

Continue reading

Swiperで作る“寄り→引き”ヒーロースライダー実装ガイド 〜ズーム方向指定・Ken Burns効果・進捗ラインまで〜

Webサイトのファーストビューでは、「ただ画像が切り替わるだけ」ではなく、写真そのものが語りかけてくるような演出が求められます。 最近よく見かけるのが、 といった、ホテル・ブライダル系サイトで使われる上品なヒーロースライダーです。 この記事では、Swiperを使ってこの演出を安全かつ自然に実装する方法を解説します。 なぜ「寄り→引き」が効果的なのか? 一般的なKen Burnsエフェクトは「ズームイン(寄り)」ですが、 という弱点があります。 そこでおすすめなのが、 表示直後は少し寄っていて、時間とともに引いていく という「寄り → 引き」構成です。 これにより、 という効果が得られます。 実装の全体構成 今回のスライダーは、以下の3要素で構成します。 重要なのは、すべてを同じ時間軸(autoplay delay)で同期させることです。 HTML(sample構造・簡略版)

Continue reading

横スライドしながら拡大するスライド演出の作り方〜ズームインで魅せる、上質なキービジュアル表現〜

Webサイトの第一印象を大きく左右するのが、トップページに配置されるスライド(キービジュアル)です。最近では、単に横に切り替わるだけのスライドではなく、 といった、高級感・没入感のある演出が好まれる傾向にあります。 本記事では、「横スライド × ズームイン」 を組み合わせたスライド演出の考え方と実装例を、サンプルコード付きでわかりやすく解説します。 なぜ「ズームイン × 横スライド」が効果的なのか 横スライドだけの場合、どうしても「機械的」「事務的」な印象になりがちです。そこに 拡大(ズームイン) を加えることで、次のような効果が得られます。 特に、 などでは非常に相性の良い表現です。 実現方法の考え方(重要) 今回のポイントはとてもシンプルです。 つまり、 動きの制御はスライダーに任せ、見た目の演出はCSSに任せる という役割分担が重要になります。 サンプル構成(イメージ)

Continue reading

実案件で困らない!CSSバグ対応&ブラウザ検証の基本

〜「なぜか崩れる…」を最短で解決するための思考と手順〜 CSSバグは「誰でも踏む」 Web制作の実案件で、ほぼ確実に直面するのがCSSバグです。 これらはスキル不足ではなく、CSSとブラウザの仕様差による“あるある”。重要なのは「バグを出さないこと」ではなく、どう対応するかです。 この記事では、 を、初心者〜実務レベルまで通用する形で解説します。 CSSバグはなぜ起きるのか? まず大前提として知っておきたいのは、 CSSは「絶対に同じ見た目になる言語」ではない ということです。 CSSバグの主な原因 ① ブラウザごとの仕様差 ② レイアウト手法の影響 ③ コンテンツ差し替え耐性の不足 実案件のCSSバグは「想定外」が原因です。 CSSバグ対応の正しい思考フロー CSSバグ対応で最も重要なのは、「闇雲にいじらないこと」です。

Continue reading

クリックでは閉じないモーダルを表示し、10秒後に自動で別ページへ遷移させる方法

Webサイト運営において、重要なお知らせを確実に読んでもらいたい一定時間表示後に自動で別ページへ誘導したいといったケースは少なくありません。 本記事では、 という仕様を、汎用サンプルコードで解説します。 実装イメージ HTML(モーダル構造サンプル) ※ URL・文言はすべてサンプルです。 JavaScript(10秒後に自動リダイレクト) 毎回表示させる場合 ポイント解説 ① クリックで閉じられない設計 これにより、ユーザー操作では閉じられないモーダルになります。 ② setTimeout で時間指定リダイレクト ③ localStorage による表示回数制御 この仕組みが向いているケース

Continue reading

クライアントレビューに強くなる!HTML/CSSチェックリスト完全版

「直しが少ない人」が必ずやっている最終確認の思考法〜 なぜレビューで差がつくのか? Web制作の現場で、こんな経験はありませんか? 実はこれ、HTML/CSSの技術力そのものよりも“チェックの質”の問題であることがほとんどです。 クライアントレビューに強いコーダーは、「作る」よりも「確認する」ことに時間を使っています。 この記事では、 を、完全版としてまとめます。 第1章:クライアントレビューで見られている3つの視点 クライアントは、コードの中身ではなく、主に次の3点を見ています。 ① 見た目は「想定通り」か? ② 操作して「不安を感じない」か? ③ 将来の更新に「困らなそう」か? つまり、「今だけでなく、この先も安心か?」が重要なのです。 第2章:レビュー前に必ず押さえるHTMLチェックリスト まずはHTMLから。ここが甘いと、CSS以前に信頼を落とします。 構造・意味(セマンティック) ポイントクライアントは直接見ていなくても、「修正しやすい」「説明しやすいHTML」は安心感につながります。

Continue reading

【jQueryトラブル解決】スムーススクロール実装で突然エラー?原因と正しい対処法を丁寧に解説

Webサイト制作では、ページ内リンクにスムーススクロールを実装する場面はよくあります。しかし、実装方法によっては「突然 JavaScript エラーが出て動かなくなる」というトラブルが発生することがあります。 今回は、特に発生しやすい jQuery スムーススクロールまわりのエラー をテーマに、原因と再発しないための安全なコードをご紹介します。 ページ内リンクのスムーススクロールで起きる“あるあるエラー”とは? ある日 Webサイトを確認していると、コンソールにこんなエラーが表示される場合があります。 これは jQuery が 「セレクタとして認識できない文字列を渡された」 という意味です。 セレクタとは #id名 や .class名 のように、CSS

Continue reading

【Webアニメーション入門】線が伸びて消えて文字が浮かび上がる!CSSだけで作る洗練デザイン

Webサイトの印象を大きく左右するのが「アニメーション」です。特に、視線誘導(ユーザーの目線を導く)や、ブランドの高級感演出において、文字が“ただ表示されるだけ”ではなく、演出を伴って登場する というのは大きな差になります。 その中でも今回紹介するのは、 線がスーッと伸びて、線が消え、最後に文字がふわっと表示されるアニメーション。 たったこれだけで、・キャッチコピー・セクションタイトル・メッセージといった“伝えたい言葉”に強い印象を与えることができます。 さらに、今回の方法は JavaScript不要でCSSだけ。軽量で実装もシンプルなので、どんなWebサイトにも導入できます。 この記事では、コピペで使えるサンプルコードとともに、アニメーションの仕組み・応用のコツまで徹底解説します。 なぜ「線 → 消える → 文字フェード」は魅力的なのか? このアニメーションが人気の理由は3つあります。 ① 視線誘導の効果が高い 人間の目は 動くものに反応する ようにできています。線が伸びる動きは、ユーザーの目線を自然にテキストへ導きます。 結果として、表示したいメッセージが確実に読まれる確率が上がります。

Continue reading

納期を守るWebコーディング段取り術:効率と品質を両立する方法

〜“速い”だけじゃない、“正確で無駄のない”制作の進め方〜 「間に合わない」は段取りの問題 Web制作において、「納期を守る」は信頼の根幹です。しかし、現場ではこんな悩みが尽きません。 「想定より時間がかかった…」「デザイン修正でスケジュールが崩れた」「最後の調整で徹夜になった…」 実は、これらの多くは“技術力不足”ではなく、段取り(ワークフロー設計)の問題です。 納期を守る人とそうでない人の違いは、「スピード」ではなく「準備力」と「見通し力」にあります。 この記事では、効率と品質を両立するWebコーディングの段取り術をプロの視点から体系的に解説します。 納期を守る人の“共通思考パターン” 納期を守るコーダーは、最初から手を動かしません。まずは「全体像を掴む」ことから始めます。 1. “何を作るか”より、“どんな制約があるか”を把握する これを把握しないまま始めると、後工程で必ず詰まります。 納期を守る人ほど「仕様書」より「制約条件」を大事にする。 2. スケジュールを“工程”で分解して可視化する Web制作の大まかな工程を「見える化」しておくと、進行がブレにくくなります。 工程 内容 工数目安(1P) ①

Continue reading

デザインデータを正しく読む!FigmaからCSSを設計する思考

〜「見た目を写す」から「構造を理解する」コーディングへ〜 はじめに:Figmaを“見るだけ”で終わっていませんか? Web制作の現場では、FigmaやXDのデザインデータをもとにHTML/CSSを実装するのが一般的です。しかし、こんな経験はありませんか? 「見た目通りに書いたのに、なんか崩れる…」「余白の値が合ってるのに、全体のリズムが違う…」「Figma通りに作ってるのに、デザイナーから“違う”と言われる…」 実はそれ、“Figmaを正しく読めていない”ことが原因かもしれません。 デザインツールの数値をそのまま写すだけでは、正しいCSS設計にはならないのです。本記事では、Figmaを「デザイン図面」としてどう読み解き、そこから“再現性と拡張性のあるCSS”を設計する思考法を解説します。 Figmaの「見た目の数値」をそのまま信用しない まず大前提として、Figmaの数値=そのままCSS値ではないという点を理解しましょう。 例:ボタンのFigmaデータ 一見シンプルに見えますが、このままCSSに書くと意外とズレます。 実際に表示すると、行間・フォントレンダリング・ブラウザ差によってFigmaの“見た目”とはわずかに異なって見えることがあります。 原因はここにある CSS設計に活かすための“Figma読解3原則” デザインをコード化する際には、単に数値を見るのではなく、“デザインの意図”を読み解く視点が必要です。 ① グリッドを見る:「リズム」を掴む まず注目すべきは、グリッドシステム(間隔・揃え)。Figmaのレイアウトグリッドやガイド線から「デザイン全体のリズム」を把握します。 このように、スペーストークンを変数化しておくと、FigmaのリズムをCSSで再現しやすくなります。 ② 階層構造を見る:「何を囲い、何を独立させるか」

Continue reading

ピクセルパーフェクトを超える:デザイン再現精度を上げるコツ

〜“1pxのこだわり”より大切な、本質的なデザイン再現力〜 「ピクセルパーフェクト」という呪縛 Web制作の現場では、しばしばこんな言葉を耳にします。 「デザインと1pxもズレてはいけない」「完璧にFigma通りに仕上げてください」 いわゆる“ピクセルパーフェクト”の考え方です。もちろん、デザインを忠実に再現することは大切です。 しかし本当の「再現精度」とは、“見た目を一致させること”ではなく、“意図を再現すること” にあります。 この記事では、「ピクセルパーフェクト」を超えたプロが意識しているデザイン再現の考え方とテクニックを紹介します。 なぜ“1pxのズレ”よりも“意図のズレ”が問題なのか デザインの本質は「伝えること」 デザイナーが作るデザインは、単なる見た目ではなく、情報設計・行動導線・ブランド体験を含んだ「設計図」です。 コーダーの役割は「それをブラウザ上で再現すること」。つまり、“1pxのズレ”よりも、“意図を誤って再現すること”の方が致命的です。 例:誤解されやすい再現パターン 見た目が似ていても、体験が違えばそれは“再現ミス”です。 デザイン再現精度を高める3つの視点 高精度なデザイン再現には、「数値」「構造」「体験」の3視点が欠かせません。 ① 数値:基準値を揃える 最初に意識すべきは「基準値の統一」です。 よく使う基準値

Continue reading

“div地獄”から脱出!構造的なHTMLを組むための思考法

〜タグの意味を意識すれば、コードもサイトも美しくなる〜 「divばかりのHTML」になっていませんか? Web制作をしていると、こんなHTMLをよく見かけます。 一見、整っているように見えますが…どの要素が“何の役割”を果たしているのかが全くわかりません。 こうした「意味のないdivの連鎖」、通称 “div地獄” は、コーディング初心者だけでなく、実務の現場でもよく起こります。 今回は、この「div地獄」から抜け出し、構造的で読みやすいHTMLを組むための思考法を徹底解説します。 「構造的なHTML」とは何か? HTMLとは HyperText Markup Language。つまり、“文章の構造をマークアップ(記述)するための言語” です。 HTMLの本質は、「見た目を整えること」ではなく、情報の意味と階層を正しく伝えること にあります。 たとえば、ニュースサイトを例に考えてみましょう。 この構造では、検索エンジンもスクリーンリーダーも「ページ全体のタイトル」と「個別記事のタイトル」を明確に認識できます。 見た目を整える前に、まず“文書の意味”を整理することが大切です。 「div地獄」が起きる3つの原因

Continue reading

セマンティックHTMLでSEOと可読性を両立する方法

〜“タグの意味”を正しく使うだけで、サイトの評価は変わる〜 あなたのHTML、意味は伝わっていますか? HTMLを書くとき、多くの人は「見た目が整えばOK」と思いがちです。しかし検索エンジンもユーザーも、本当に見ているのは“意味構造”です。 例えば、以下の2つのコードを比べてみましょう。 見た目は似ていますが、検索エンジンにはまったく違う内容として解釈されます。後者のように「正しいタグ=セマンティックHTML」を使うことで、SEO評価・アクセシビリティ・保守性のすべてが向上します。 セマンティックHTMLとは? 「セマンティック(Semantic)」とは“意味的な”という意味。つまり、タグが持つ本来の意味に沿ってHTMLを書くことを指します。 セマンティックHTMLの基本タグ タグ 意味 用途例 <header> ページやセクションの見出し領域 ナビゲーション・ロゴなど <nav> ナビゲーションリンクの集合 メニュー・パンくずリストなど <main> ページの主要コンテンツ領域 記事本文など

Continue reading

CSS変数で管理をスマートに!テーマカラー切り替えの作り方

〜デザイン変更に強い“メンテナブルCSS”の第一歩〜 色変更のたびにCSSを探していませんか? Webサイト制作で、こんな経験はありませんか? 「メインカラーを変えてって言われたけど、CSSファイル中の何十か所も直すの大変…」「ダークモードを追加したいけど、どこから手をつければいいかわからない…」 その悩み、CSS変数(Custom Properties)で解決できます! CSS変数を使えば、サイト全体の色やフォントを一元管理できるようになり、テーマカラーの切り替えも、わずか数行で実現可能です。 この記事では、CSS変数の基本から、ダークモード・ブランドテーマ切り替えの実装までを解説します。 CSS変数(Custom Properties)とは? CSS変数とは、CSS内で再利用できる「変数(値の置き換え)」の仕組みです。従来のCSSでは、同じ色を何度も指定していました これをCSS変数で書くとこうなります。 ここがポイント! これで、色変更時も1箇所修正で済みます! CSS変数を使うメリット CSS変数は単なるショートカットではなく、保守性と拡張性を高める設計思想です。 従来のCSS CSS変数を使ったCSS 値を直接指定 値を変数として管理

Continue reading

CSSだけでここまでできる!モダンなUI表現テク10選

〜JavaScriptに頼らない“動き”と“デザイン”の最前線〜 CSSは“静的”ではなく“表現力のある言語”へ かつてのCSSは、単なる「見た目を整える言語」でした。しかし今では、アニメーション・3D・グラデーション・トランジションまで、JavaScriptを使わずに“動きのあるUI”を作れる時代です。 特に最近のブラウザは進化しており、「CSSだけでここまでできるの?」と思うほどリッチな表現が可能です。 この記事では、コピペで試せるモダンUI表現10選を紹介します。すべてJavaScript不要。“CSSの底力”を体感しましょう。 ① Hoverでふわっと浮く!カードホバーエフェクト UIの基本「カードホバー」を、CSSだけで滑らかに表現。 ポイント ② グラデーションが動く!アニメーション背景 背景を動かすだけで、ページ全体がモダンに見えます。 ポイント ③ CSSだけで作るローディングアニメーション スピナーもJS不要。CSSのanimationだけで実現できます。 ポイント ④ ガラスのような質感!Glassmorphismデザイン モダンなUIでは欠かせない「半透明×ぼかし」エフェクト。

Continue reading

「整ってるHTML」はこう書く!読みやすいマークアップの黄金ルール

〜見る人・触る人が“気持ちいい”コードを目指して〜 「動く」だけじゃもったいない HTMLを書いていて、こんな経験はありませんか? そう、“動く”ことと“整っている”ことはまったく別物です。 HTMLの美しさとは、見た目ではなく構造と可読性にあります。この記事では、実務でも評価される「読みやすく整ったHTML」を書くための黄金ルールを紹介します。 「整っているHTML」とは何か? まず、「整っている」とはどういう状態でしょうか?以下の3点を満たすHTMLが“整っている”といえます つまり、整ったHTMLとは、人が読んで理解できるHTMLのことです。ブラウザにとってではなく、“次に触る人”に優しいコード。これが、プロの現場で最も重視されるポイントです。 黄金ルール① 意味のあるタグを使う(セマンティックHTML) 悪い例 ブラウザは動きますが、これでは構造が不明確。検索エンジンや支援技術(スクリーンリーダー)にも伝わりにくいです。 良い例 これだけで、HTMLが「意味のある文章」になります。整ったHTMLは、構造の文章として読めることが大切です。 ワンポイント 黄金ルール② クラス名は“役割”を表す NG例(装飾ベースの命名) → 色が変わったらクラス名が破綻します。

Continue reading

アニメーションで魅せる!CSSとGSAPの使い分け

〜動きで伝えるデザインのセンスを磨く〜 はじめに:Webサイトは「静止画」から「体験」へ 近年のWebデザインでは、見た目の美しさだけでなく、“動き”による体験設計が求められています。 ボタンがふわっと浮かぶ。スクロールに合わせて要素が滑らかに現れる。背景がゆっくり動くことで、ページに奥行きが生まれる。 こうした演出は、ユーザーの目を引き、「印象に残るサイト体験」を作り出します。 その中心にあるのが、CSSアニメーションとGSAP(GreenSock Animation Platform)。 この2つの技術をどう使い分けるかで、あなたのWeb表現力は大きく変わります。 CSSアニメーションの特徴と得意分野 まずは基本。CSSアニメーションは、軽量で手軽なアニメーション表現に向いています。 たとえば、ボタンのホバーやフェードインなど、「単発的」「シンプル」「繰り返しの少ない」動きに最適です。 CSSアニメーションの代表的な書き方 たったこれだけで「ホバー時にふわっと拡大」する演出が可能。読み込みも速く、JavaScript不要で動作します。 CSSアニメーションの得意分野 ジャンル 例 利点 ボタン・リンク ホバー、クリック時の変化

Continue reading

Figma→コード化の最短ルート:実案件を想定した練習方法

〜“手を動かす順番”が上達スピードを決める〜 はじめに:デザインからコーディングへ——壁を感じたことはありませんか? Webデザインの勉強を始めて、「Figmaでデザインは作れるようになったけど、コードに落とし込めない」そんな悩みを抱えている人は多いでしょう。 実際、Figmaでのビジュアル設計と、HTML/CSSでの実装には“翻訳力”が必要です。つまり、見た目を「構造」と「コード」に変換する力です。 本記事では、現場で即戦力になるためのFigma→コード化の最短ルートと練習方法を、実案件を想定しながら解説します。 第1章:Figmaとコードは「別物」ではなく「同じ構造を表す2つの言語」 まず前提として、FigmaとHTML/CSSは対立する関係ではありません。両者は同じ“構造”を、ビジュアルとテキストの2つの言語で表しているだけです。 つまり、Figma上で「どの要素がグループ化されているか」「どの部分が繰り返し構造なのか」を見抜けば、コード化は驚くほどスムーズになります。 第2章:まず“観察力”を鍛えよう —— コーディングの7割は分析で決まる 初心者がやりがちな失敗は、いきなりコーディングを始めてしまうこと。しかし、プロは最初に「構造を読む」ことから始めます。 Figmaのデザインを見るときは、以下の手順で観察しましょう👇 ✅ ステップ①:レイヤー構造を確認する Figmaの左側にあるレイヤーパネルを開き、「どの要素がどこに含まれているか」を見ます。 💡 ポイント:FigmaでAuto Layoutを多用しているデザインほど、CSSでの実装が楽になります。なぜなら構造が整理されているからです。 ✅

Continue reading

CSSグリッドでデザインを再現するコツと練習問題

〜“見た目どおりに組める”エンジニアになるために〜 デザイン再現の壁を超えるカギは「グリッド」 Web制作をしていると、必ずぶつかる課題があります。「デザインカンプ通りに再現できない」「高さや比率が合わない」「スマホで崩れる」——。 その多くは、レイアウト構造を正確に理解していないことが原因です。 そんなときに頼りになるのが、CSS Grid Layout(グリッドレイアウト)。Flexboxが“横・縦の並び”を扱うのに対し、Gridは縦×横の二次元的なレイアウトを得意とします。 Flexboxが「要素の整列」なら、Gridは「デザインの設計図」。 この記事では、CSSグリッドを使ってデザインを正確に再現するコツと、学習を定着させるための練習問題を紹介します。 Gridの基本を“建築の設計図”として捉える CSS Gridは、要素を「マス目」に配置する仕組みです。たとえば新聞紙や将棋盤のように、行と列で整理された構造を作ります。 用語を感覚で理解しよう 用語 意味 イメージ grid container 親要素 全体のレイアウトエリア

Continue reading

Flexboxを感覚で理解する!視覚的コーディング練習法

〜理屈より“感覚”でレイアウトをつかむ〜 はじめに:Flexboxが難しい理由は「理屈で覚えようとする」から CSSでレイアウトを組むとき、最初の壁になるのが Flexbox(フレックスボックス)。 「justify-content」「align-items」「flex-direction」など、英単語が多くて覚えにくい。教科書どおりに読んでも、「結局どんな動きをするのか」がわかりづらい。 そんな経験、ありませんか? でも実は、Flexboxは“頭で覚える”より“目で理解する”ほうが早い。視覚的に配置を変えながら「こうするとこう動く」と体感することで、驚くほどスッと理解できるようになります。 この記事では、「理屈ではなく感覚で理解する」ためのFlexbox練習法を紹介します。 Flexboxを“言葉”ではなく“イメージ”で捉えよう Flexboxの目的は、「親要素の中で子要素(アイテム)を柔軟に並べる」ことです。 しかし、多くの人が最初につまずくのは、“方向”と“揃え方”の関係性です。 覚えるべきキーワードはたった3つ 概念 英語プロパティ 意味 主軸(メイン軸) flex-direction 並べる向きを決める 主軸での揃え方 justify-content

Continue reading

AI時代のエンジニアに求められる“考える力”とは?

〜AIがコードを書く時代に、人間が磨くべきスキル〜 はじめに:AIが“手”を動かし、人が“頭”を使う時代へ ChatGPTやGitHub Copilotなど、AIがコードを書ける時代が現実になりました。「AIがプログラムを書いてくれるなら、もう人間のエンジニアは不要なのでは?」そんな声すら聞こえてきます。 しかし、現場のリアルはまったく逆です。AIの登場によって、「指示を出す人」と「考えない人」の差がこれまで以上に広がっています。 AIが“手”を動かす時代に求められるのは、「考える力=メタスキル」です。 この記事では、AI時代のエンジニアが身につけるべき「考える力」の本質と、今日から実践できる鍛え方を解説します。 AIが得意なこと・苦手なこと まず、AIと人間の役割を整理してみましょう。 項目 AIが得意なこと AIが苦手なこと パターン認識 大量データからの最適化 前提が変わると弱い コード生成 定型処理・例示・補完 ビジネス意図の理解 学習スピード 瞬時に知識を再現

Continue reading

VS Codeのおすすめ拡張機能10選【初心者向け】

〜“書く・見る・理解する”をサポートする最強環境〜 はじめに:VS Codeは“素のまま”ではもったいない Visual Studio Code(以下、VS Code)は、Microsoftが提供する無料の高機能エディタ。多くのプログラマーやWebデザイナーに愛されている理由は、軽量かつカスタマイズ性の高さにあります。 しかし実は、VS Codeは拡張機能を入れて初めて本領を発揮するツールです。 インストールしたばかりの状態は“ベースキャンプ”。そこに便利な拡張を足すことで、コードの補完・整形・デバッグ・デザインプレビューなど、あらゆる作業がスムーズになります。 この記事では、初心者でも安心して使える「VS Codeのおすすめ拡張機能10選」を目的別にわかりやすく紹介します。 第1章:まずはこれ!必須レベルの基本拡張 ① Japanese Language Pack for Visual Studio

Continue reading

Apple風の「数字ボタン押下エフェクト」をCSSとJavaScriptで再現する方法

スマホのロック解除画面やパスコード入力画面のように、「数字を押した瞬間にふわっと光って、沈み込む」ようなアニメーション。Appleのデザイン哲学が感じられるあの“気持ちいい押し心地”を、CSSとJavaScriptだけで再現してみましょう。 Appleの数字ボタンの特徴を分解してみる まずは観察から。iOSのパスコード入力画面には、次のような特徴があります。 つまり「視覚的なグラスモーフィズム + 短いスプリングアニメーション」がポイントです。CSSのbox-shadowやtransform、radial-gradientを駆使すれば、意外と簡単に近づけます。 完成イメージ 今回作るのはこんなUIです ※ 実際にはコードを動かすとより自然に見えます。 HTML構造 構成はシンプルで、button.keyを並べただけ。ボタンの中に数字 (.label) と文字 (.sub) を入れています。 CSSで「押したときの質感」を作る ポイントは3つです。 ① グラスモーフィズムで透明感を出す

Continue reading

Notion+スプレッドシートで作るコーディング学習ダッシュボード

〜“学びを見える化”して、継続力と成長スピードを上げる〜 学習の「見える化」が続く人をつくる プログラミング学習を始めてしばらく経つと、こんな悩みを感じたことはありませんか? こうした停滞感の原因は、スキルではなく可視化の欠如にあります。学びを“見える化”することで、達成感・改善点・学習ペースが明確になり、「続けられる人」へと変わるのです。 そこで今回は、Notion+Googleスプレッドシートを組み合わせて作る、**「コーディング学習ダッシュボード」**の作り方を解説します。 第1章:なぜ「学習ダッシュボード」を作るべきなのか? 学習を続けるうえで大切なのは、「やる気」よりも「仕組み」です。 どんなに意志が強くても、成長が見えなければやがてモチベーションは下がります。 一方で、「自分がどこまで来たか」が視覚的に分かると、人は自然と次のステップへ進みたくなります。 この仕組みを作るのが、学習ダッシュボードです。 💡 ダッシュボードを導入する3つの効果 つまり、ダッシュボードは「努力を見える形に変える学習管理ツール」なのです。 第2章:Notion × スプレッドシートを組み合わせる理由 Notion単体でもタスク管理やメモはできますが、データ分析やグラフ化はスプレッドシートのほうが得意です。 逆に、スプレッドシートはデータが整理しにくく、ノートや振り返りには向きません。 そこでおすすめなのが、**「Notionで記録」「スプレッドシートで分析」**という分担です。 🧩

Continue reading

GitHub Copilot活用術:AIに助けてもらいながら成長するコーディング法

〜「AIが書く」ではなく、「AIと書く」時代へ〜 AIと一緒にコーディングする時代が来た かつて、プログラミングは「一人で悩みながら進める」作業でした。しかし今や、AIがリアルタイムでコードを提案してくれる時代。その代表格が GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット) です。 GitHubとOpenAIが共同開発したこのツールは、まるで“ペアプログラマー”のようにあなたのコード意図を理解し、次に書くべきコードを提案してくれます。 しかし、ただ「便利な補助ツール」として使うだけではもったいない。Copilotは、学びながら成長するための最強のコーチにもなり得ます。 この記事では、「Copilotに頼りすぎず、AIと一緒に“考える”力を伸ばす」ための実践的な活用法を紹介します。 GitHub Copilotとは? 〜AIが理解する“意図”の時代〜 GitHub Copilotは、OpenAIのCodexモデルをベースにしたAIコード補完ツールです。 エディタ(VS CodeやJetBrainsなど)でコードを書いていると、Copilotが文脈を理解し、次の行の候補を自動で提示してくれます。 例えば… と入力すると、Copilotは次のような提案を出します まるで人間のペアプログラマーが横でアドバイスしてくれるかのように、“あなたの意図”を先読みしてくれるのです。 Copilotの真価は「速さ」ではなく「思考のサポート」にある

Continue reading