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Node.jsでの最初のアプリケーション: Hello World

小清水 和真

Node.jsを使用して基本的なHTTPサーバーを構築することは、
Node.jsの基本を学ぶ上で非常に重要です。
この記事では、Node.jsでシンプルなウェブサーバーを作成し、
実際にブラウザからアクセスして「Hello World」メッセージを表示する方法を詳しく説明します。

Node.jsのセットアップ

まずは、Node.jsがシステムにインストールされていることを確認します。
ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、次のコマンドでNode.jsのバージョンを確認します。

node -v

これでNode.jsがインストールされていることが確認できれば、プロジェクトの作成に進みます。

プロジェクトの準備

任意のディレクトリで新しいプロジェクトフォルダを作成し、そのフォルダ内で作業を行います。

mkdir my-first-node-app
cd my-first-node-app

HTTPサーバーの作成

Node.jsでHTTPサーバーを作成するには、Node.jsの標準ライブラリの一つであるhttpモジュールを使用します。エディタを開いて新しいファイルserver.jsを作成し、以下のコードを入力します。

const http = require('http');

const server = http.createServer((req, res) => {
  res.statusCode = 200;
  res.setHeader('Content-Type', 'text/plain');
  res.end('Hello World\n');
});

const port = 3000;
server.listen(port, () => {
  console.log(`Server running at http://localhost:${port}/`);
});

このコードは次のように機能します。

サーバーの実行

プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行して、作成したサーバーを起動します。

node server.js

ターミナルに「Server running at http://localhost:3000/」と表示されたら、ブラウザを開き、`http://localhost:3000`にアクセスします。ブラウザに「Hello World」と表示されれば成功です。

まとめ

このシンプルな例を通じて、Node.jsで基本的なHTTPサーバーを構築する方法を学びました。
これはNode.jsを使用したウェブ開発の出発点となり、
ここからさらに複雑なアプリケーションの開発に進むことができます。
次のステップとして、ルーティングの追加、静的ファイルのサービング、
APIの構築など、さまざまな拡張が考えられます。

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