サイトアイコン WEBデザインMATOME

横スライドしながら拡大するスライド演出の作り方〜ズームインで魅せる、上質なキービジュアル表現〜

Webサイトの第一印象を大きく左右するのが、トップページに配置されるスライド(キービジュアル)です。
最近では、単に横に切り替わるだけのスライドではなく、

といった、高級感・没入感のある演出が好まれる傾向にあります。

本記事では、
「横スライド × ズームイン」 を組み合わせたスライド演出の考え方と実装例を、
サンプルコード付きでわかりやすく解説します。

なぜ「ズームイン × 横スライド」が効果的なのか

横スライドだけの場合、どうしても「機械的」「事務的」な印象になりがちです。
そこに 拡大(ズームイン) を加えることで、次のような効果が得られます。

特に、

などでは非常に相性の良い表現です。

実現方法の考え方(重要)

今回のポイントはとてもシンプルです。

  1. スライド自体は「横移動」
  2. 拡大の演出はCSSで行う
  3. JavaScriptでは複雑な制御をしない

つまり、

動きの制御はスライダーに任せ、
見た目の演出はCSSに任せる

という役割分担が重要になります。

サンプル構成(イメージ)

※ 以下はあくまで「構造イメージ」です。
実際のクラス名・HTML構造は各サイトに合わせて調整してください。

<div class="sample-slider">
  <div class="sample-slide">
    <img src="sample-image-01.jpg" alt="">
  </div>
  <div class="sample-slide">
    <img src="sample-image-02.jpg" alt="">
  </div>
  <div class="sample-slide">
    <img src="sample-image-03.jpg" alt="">
  </div>
</div>

JavaScript(スライド設定・サンプル)

横スライドと自動再生のみを設定します。
ズーム演出は一切ここでは触りません。

<script>
var sampleSlider = new SampleSlider(".sample-slider", {
  loop: true,
  speed: 1200,
  autoplay: {
    delay: 3500,
  },
});
</script>

※ あくまで「考え方のサンプル」です。

CSSでズームイン演出を作る

ここが一番のポイントです。

初期状態(等倍・やや透明)

.sample-slide img {
  width: 100%;
  height: 100%;
  object-fit: cover;
  transform: scale(1);
  opacity: 0;
  transition:
    transform 4.5s ease,
    opacity 1.2s ease;
}

表示中スライド(拡大)

.sample-slide.is-active img {
  transform: scale(1.15);
  opacity: 1;
}

このように、

という流れをCSSだけで表現しています。

はみ出し防止の注意点

拡大演出を行う場合、親要素の指定は必須です。

.sample-slider {
  overflow: hidden;
}

これがないと、画像が外にはみ出してレイアウトが崩れます。

拡大率・速度の調整方法

拡大を控えめにしたい場合

transform: scale(1.08);

もっとゆっくり拡大したい場合

transition: transform 6s linear;

スマホだけ拡大を弱める場合

@media (max-width: 768px) {
  .sample-slide.is-active img {
    transform: scale(1.05);
  }
}

よくある失敗例

特に「ズームしすぎ」は要注意です。
1.05〜1.15程度が最も使いやすい範囲です。

まとめ

横スライドにズームインを組み合わせることで、

というメリットがあります。

難しそうに見えても、
実際は「横スライド」+「CSSのscale」だけ

ぜひ、あなたのサイトでも
「ただのスライド」から一歩進んだ表現に挑戦してみてください。

モバイルバージョンを終了