レイアウトの基本5原則、ちゃんと使えてる?
~デザインを“プロっぽく”見せる黄金ルール~
デザインを学び始めたときに多くの人が悩むのが「なぜか素人っぽく見えてしまう」という問題。
実はその原因のほとんどが、レイアウトの基本5原則を意識できていないことにあります。
今回は「近接・整列・反復・コントラスト・余白」という5つの原則を、
より実践的に深掘りして解説します。
近接(Proximity)|情報をグループ化する
人は自然に「近くにあるものは関連している」と認識します。
そのため関連情報はまとめ、関係ない情報は距離を取ることが大切です。
悪い例
- メニュー項目がバラバラに配置されている
- 見出しと本文の距離が遠く、関係が分かりにくい
良い例
- 見出しと本文は近接させて「ひとつのまとまり」として見せる
- フッター内のリンクはカテゴリごとにブロック分け
近接を意識するだけで、情報が“整理されて見える”ようになります。
整列(Alignment)|見えない線を揃える
整列は「秩序」を作るルール。
左揃え・右揃え・中央揃えを意識するだけで、統一感が出ます。
ポイント
- 中途半端な位置に配置しない(例:ボタンの位置が微妙にズレる)
- グリッドシステムを活用(FigmaやPhotoshopにあるガイドライン)
- PC・スマホの両方で見たときに整列されているか確認
整列は「無意識に気持ちいい」と感じさせるデザインの基本です。
反復(Repetition)|統一感を出す
デザイン内で繰り返し同じ要素を使うことで、一貫性が生まれます。
実践例
- ボタンの形や色はページ全体で統一する
- フォントサイズをルール化(例:見出しは24px、本文は16px)
- カラーパレットを3色程度に絞る
反復を意識するだけで「全体がバラけない」「ブランドらしさ」が強調されます。
コントラスト(Contrast)|強弱でメリハリを
すべてを同じトーンで作ると、情報が埋もれてしまいます。
「ここを読んでほしい」というポイントは、しっかり差をつけましょう。
コントラストの付け方
- 文字サイズ(見出しは大きく、本文は小さめ)
- 色(背景と文字色の明度差を強くする)
- 書体(本文は読みやすいゴシック体、見出しは太字など)
ただし“強調しすぎ”は逆効果。1ページにつき「1〜2箇所の強調」がベストです。
余白(White Space)|詰め込みすぎない勇気
初心者が最もやりがちなのが「情報を詰め込みすぎる」こと。
しかし、デザインにおいて余白は「空いているスペース」ではなく、
情報を引き立てるためのデザイン要素です。
余白の効果
- 情報に呼吸感を与え、読みやすくする
- 重要な要素を際立たせる
- 高級感や落ち着いた印象を演出できる
「余白=無駄」ではなく「余白=洗練」です。
まとめ
レイアウトの基本5原則は、どんなデザインでも通用する普遍的なルールです。
- 近接:関連する要素は近くに置く
- 整列:見えないラインを意識する
- 反復:統一感を出すために繰り返す
- コントラスト:重要な情報に強弱をつける
- 余白:空間もデザインの一部と考える
センスに頼るのではなく、この原則を意識することでデザインは一気に「プロっぽさ」に近づきます
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