クライアントレビューに強くなる!HTML/CSSチェックリスト完全版
「直しが少ない人」が必ずやっている最終確認の思考法〜
なぜレビューで差がつくのか?
Web制作の現場で、こんな経験はありませんか?
- 「見た目は合っているのに、修正がたくさん返ってくる」
- 「毎回同じような指摘を受けてしまう」
- 「クライアントから“なんとなく違う”と言われる」
実はこれ、HTML/CSSの技術力そのものよりも“チェックの質”の問題であることがほとんどです。
クライアントレビューに強いコーダーは、
「作る」よりも「確認する」ことに時間を使っています。
この記事では、
- レビューでよく指摘されるポイント
- プロが実際に使っているチェック観点
- 納品前に必ず確認したいHTML/CSSチェックリスト
を、完全版としてまとめます。
第1章:クライアントレビューで見られている3つの視点
クライアントは、コードの中身ではなく、主に次の3点を見ています。
① 見た目は「想定通り」か?
- デザインと印象がズレていないか
- 文字の読みやすさ、余白の気持ちよさ
- スマホで見たときの違和感
② 操作して「不安を感じない」か?
- クリックできる場所がわかりやすいか
- hoverやアニメーションがうるさくないか
- ボタンやリンクが想定通り動くか
③ 将来の更新に「困らなそう」か?
- テキストを変えても崩れないか
- 画像が差し替えやすいか
- CMS化・運用を想定した構造か
つまり、「今だけでなく、この先も安心か?」が重要なのです。
第2章:レビュー前に必ず押さえるHTMLチェックリスト
まずはHTMLから。
ここが甘いと、CSS以前に信頼を落とします。
構造・意味(セマンティック)
header / main / footer / section / articleを適切に使用している- 見出し階層(h1〜h6)が論理的に並んでいる
- 意味のない
divの多重ネストになっていない ul / ol / liが正しく使われている
ポイント
クライアントは直接見ていなくても、
「修正しやすい」「説明しやすいHTML」は安心感につながります。
アクセシビリティ・基本品質
- 画像に適切な
alt属性がある - ボタンとリンクが正しく使い分けられている
- フォーム要素に
labelが紐づいている lang="ja"など基本属性が設定されている
SEO・運用を意識した確認
- h1がページの主題になっている
- ナビゲーションが
navで囲われている - 不要な
brでレイアウトを作っていない - テキストが画像化されすぎていない
第3章:CSSレビューで差がつくチェックポイント
次にCSS。
ここは「見た目+保守性」が評価されます。
レイアウト・崩れチェック
- 画面幅320px〜1440pxで致命的な崩れがない
- テキスト量が増えても破綻しない
- 高さを固定しすぎていない
position:absoluteに依存しすぎていない
「ダミーテキスト → 実際の文章」に差し替えた時を必ず想像しましょう。
レスポンシブ・スマホ視点
- スマホで文字が小さすぎない(14px未満注意)
- ボタン・リンクが指で押しやすい
- 余白が詰まりすぎていない
- 横スクロールが発生していない
クライアントは“まずスマホ”で見ます。
可読性・設計
- クラス名が役割を表している
- 同じスタイルがコピペで増殖していない
- 共通値(色・余白・フォント)が統一されている
- 不要なCSSが残っていない
/* NG */
.box1 { margin-bottom: 32px; }
.box2 { margin-bottom: 34px; }
/* OK */
:root {
--space-lg: 32px;
}
.section {
margin-bottom: var(--space-lg);
}
第4章:クライアント目線での「最終チェック」
技術的にOKでも、ここが抜けているとレビューで止まります。
見た目の“印象”チェック
- フォントがデザイン通りに見える
- 行間が窮屈 or 間延びしていない
- 色が薄すぎて読みにくくない
- 余白のリズムが整っている
クライアントは「気持ちいいかどうか」で判断します。
操作・動きのチェック
- hover時の動きが速すぎない
- アニメーションが意味を持っている
- カーソルが適切に変わる
- 誤クリックを誘発しない配置
コンテンツ運用視点
- 文章が長くなっても折り返せる
- 画像比率が違っても破綻しない
- CMS化・更新時の想定ができている
「差し替えたら崩れる」は最も嫌われるポイントです。
第5章:レビューに強くなる人の思考法
チェックリスト以上に大切なのが、考え方です。
① 「指摘されそうな点」を先に潰す
- ここ、聞かれそうだな
- ここ、説明必要そうだな
そう感じた部分は、
事前に説明 or 調整しておくだけで印象が変わります。
② 「自分がクライアントだったら?」で見る
- 初めて見て迷わないか
- 不安になる動きはないか
- 更新できそうか
技術者視点から一度“降りる”のがコツです。
③ チェックは「作業」ではなく「品質設計」
レビューに強い人は、
チェックを“作業の最後”ではなく
“品質を作る工程”として扱っています。
第6章:そのまま使えるHTML/CSS最終チェックリスト
納品前チェック(要保存)
HTML
- セマンティック構造OK
- 見出し階層OK
- alt / label / lang OK
CSS
- レスポンシブ崩れなし
- 可読性・余白OK
- 共通化・変数管理OK
UX
- 操作しやすい
- 動きが自然
- スマホで見やすい
運用
- テキスト増減OK
- 画像差し替えOK
まとめ:レビューに強い人は「確認の質」が違う
クライアントレビューは、
技術テストではなく“信頼テスト”です。
- 直しが少ない
- 意図を理解している
- 将来を見据えている
そう感じてもらえるかどうかは、
チェックリストを持っているかどうかで決まります。
「作れる人」から
「安心して任せられる人」へ。
HTML/CSSチェックは、
あなたの評価を一段引き上げる最強の武器です。
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