AIで作る配色・コピー・構成:Figmaでの自動化ワークフロー【詳細解説版】

デザイン制作で最も時間を奪われるのは、
実は「手を動かす時間」ではありません。

  • どんな構成にするか悩む
  • コピーが決まらず止まる
  • 配色がしっくり来ない

この “考える前工程” に、全体の7〜8割の時間が使われています。

そこで有効なのが、
AIを使った配色・コピー・構成の自動化 → Figmaで形にするワークフローです。

この記事では、
AI × Figmaを組み合わせて「迷わず進める」ための詳細な実践手順を解説します。

■ このワークフローで目指すゴール

最初にゴールを明確にします。

このワークフローの目的は、

  • AIに完成デザインを作らせる
  • 作業を完全自動化する

ことではありません。

「白紙で悩む時間をなくし、人間は判断と調整に集中する」
これが本質です。

■ 全体像:AI × Figma 自動化ワークフロー

まず全体像です。

① 要件整理(人間)
② 構成案生成(AI)
③ コピー生成(AI)
④ 配色案生成(AI)
⑤ FigmaでUI化
⑥ 人間による編集・判断

重要なのは、AI→Figma→人間 の順番を崩さないことです。

■ Step① 要件整理(ここだけは人間がやる)

AIに投げる前に、
最低限これだけは整理します。

必須要件

  • 誰向けか(ターゲット)
  • 何をしてほしいか(目的)
  • 媒体(LP/Webサイト/アプリ)

ターゲット:30代の個人事業主
目的:問い合わせ獲得
媒体:サービスLP

この3点が曖昧だと、AIの出力もブレます。

■ Step② AIで「構成」を自動生成する(最重要)

Figmaを開く前に、必ずAIで構成を作ります。

プロンプト例(そのまま使えます)

30代個人事業主向けの
サービスLP構成を考えてください。
目的は問い合わせ獲得です。

AIが出す内容(例)

  • ファーストビュー
  • 課題提示
  • 解決策
  • 実績・信頼
  • CTA

この時点では質より“骨組み”
完成度は求めません。

■ Step③ AIでコピーを自動生成する

構成が決まったら、
各セクションごとにコピーを作ります。

ポイント

  • 必ず複数案出させる
  • トーンを指定する

プロンプト例

上記構成のファーストビュー用に、
信頼感・安心感が伝わる
キャッチコピーを3案出してください。

なぜ複数案が重要か?

  • 比較できる
  • 選ぶ視点が生まれる
  • 人間の判断力が鍛えられる

AIは「量」、人間は「選択」

■ Step④ AIで配色案を自動生成する

配色はセンス勝負に見えますが、
実務では 目的ありき です。

プロンプト例

信頼感・安心感のある
Webサイト向け配色を3パターン提案してください。

AIが出す内容

  • メインカラー
  • サブカラー
  • アクセントカラー

ここで 「完璧」を求めない
判断材料として使います。

■ Step⑤ Figmaで一気にUI化する(考えない)

ここからFigmaです。

手順

  1. PC/SP Frameを作成
  2. 構成どおりにセクションを配置
  3. AIコピーをそのまま流し込む
  4. 配色をColor Styleに登録

コツ

  • デザインしようとしない
  • まず“並べる”だけ

考えない工程=自動化する工程です。

■ Step⑥ 人間が「編集・判断」をする(最重要)

最後に、人間の仕事です。

チェックポイント

  • 情報が多すぎないか
  • ターゲットに合っているか
  • 実務として成立するか

ここで初めて、

  • コピーを削る
  • 配色を調整する
  • 優先順位を変える

といった 編集作業 を行います。

AIが出したものを疑う視点が成長につながります。

■ このワークフローが強い理由

① 迷わない

白紙スタートがなくなる。

② 再現性が高い

案件ごとに同じ流れを使える。

③ 学習効率が高い

「なぜ選んだか」を考える回数が増える。

■ よくある失敗パターン

❌ AI案をそのまま採用
❌ 判断せず並べるだけ
❌ なぜそうしたか説明できない

これでは、
自動化ではなく“丸投げ”です。

■ 実務向け:案件で使うときの注意点

  • AI生成物は必ず編集する
  • コピーは必ず人間が確認
  • クライアントには「思考」を説明する

AIは裏側で使う道具です。

■ 初心者はここから始めればOK

最初は、この最小構成で十分です。

  1. AIで構成を出す
  2. コピーを3案出す
  3. 配色を2案出す
  4. Figmaで並べる

これだけで、「何から始めるか分からない状態」から脱出できます。

まとめ|AIで自動化するのは“迷う工程”

AI × Figmaの本質は、

  • 作業を減らすこと
    ではなく
  • 判断に集中すること

です。

配色・コピー・構成という
迷いやすい工程をAIに任せることで、
人間は価値判断と編集に集中できる

これが、AI時代の正しいデザインワークフローです。