Figmaで作る“修正しやすいデザイン”の作り方|直しやすさは設計で決まる
「修正が入るたびにデザインが崩れる」
「どこを直せばいいのか分からなくなる」
「修正対応がストレスで、正直つらい」
Figmaを使ったデザイン制作で、
こんな経験はありませんか?
実はこれ、
デザインが下手だからでも、Figma操作が苦手だからでもありません。
原因はほぼ一つ。
最初から“修正される前提”で設計していないこと
この記事では、
お客様からの修正に強く、直すたびに評価が上がるデザインの作り方を
Figmaの設計視点で解説します。
■ なぜ「修正しにくいデザイン」は生まれるのか?
修正が大変なデザインには、共通点があります。
- 要素がグループだらけ
- Auto Layoutを後付けしている
- コンポーネントがない
- テキストや余白を感覚で調整している
これらはすべて、
「完成形だけを見て作っている」状態です。
実務では、
デザインは完成して終わりではなく、
修正されて、育っていくもの
だからこそ、
最初から「直しやすさ」を設計に組み込む必要があります。
修正しやすいデザインの大原則(結論)
まず、これだけ覚えてください。
修正しやすいデザイン 3原則
- 構造が整理されている
- 数値で管理されている
- 再利用前提で作られている
これができていれば、
修正対応は一気にラクになります。
■ Step1:グループではなく「Frame+Auto Layout」で作る
修正しにくい原因No.1は、
グループの多用です。
グループだらけのデザイン
- テキストを直すとズレる
- 余白が壊れる
- 要素が迷子になる
修正しやすいデザイン
- すべてFrame
- 必要なところにAuto Layout
- 余白はPaddingで管理
グループは基本使わない
これだけで修正耐性が激変します。
■ Step2:余白・サイズは「感覚」ではなく数値で管理する
修正が地獄になる原因の多くは、
「なんとなくこのくらい」
で作られた余白です。
おすすめルール
- 余白:8 / 12 / 16 / 24
- フォントサイズ:段階を決める
- 行間:Text Styleで管理
数値で管理しておくと、「もう少し広く」「詰めて」に即対応できます。
■ Step3:テキストは必ずHug contentsにする
修正で一番多いのが、
文言修正です。
そのとき、
- テキストがFixed
- 枠に無理やり収めている
と、必ず崩れます。
正解
- テキスト:Hug
- 親Frame:Auto Layout
文字は変わる前提で作るのが鉄則です。
■ Step4:UIパーツは必ずコンポーネント化する
修正対応が楽な人は、
直す場所が少ないです。
その理由は、
UIを部品として管理しているから。
コンポーネント化すべきもの
- ボタン
- 見出し
- カード
- タグ
- フォーム要素
原本を直すだけで、
全体に反映される=修正が一瞬。
■ Step5:Variantで「よくある修正」を先回りする
実務では、
似た修正が何度も来ます。
例:
- 色を変えたい
- サイズ違いがほしい
- 非アクティブ状態にしたい
これらは、
Variantで事前に用意しておくと最強です。
修正=切り替えだけ
になるので、対応スピードが段違い。
■ Step6:レイヤー名・フレーム名は必ず整理する
修正依頼が来たとき、
自分でも「どこだっけ?」となるデザインは危険です。
良い命名例
- header
- hero_section
- service_card
- cta_button
名前が分かりやすいだけで、
修正スピードも安心感も上がります。
■ Step7:「修正されやすい場所」を意識して作る
よく修正が入るのは、ほぼここです。
- キャッチコピー
- ボタン文言
- 余白
- 色味
だからこそ、
- 触りやすい構造
- 数値で調整できる設計
- 影響範囲が小さい構成
を意識します。
修正ポイントを予測できる人=仕事ができる人です。
■ Figmaで修正しやすい人がやっている習慣
- 最初からAuto Layout前提
- コンポーネントを後回しにしない
- スタイル(Text / Color)を使う
- 「後で直す」を減らす
これらはすべて、
修正対応のための準備です。
■ よくあるNG:「完成してから整えよう」
これは一番やってはいけません。
とりあえず作る
後でAuto Layout
後でコンポーネント
修正しやすさは
完成後ではなく、制作中にしか作れないのです。
まとめ|修正しやすいデザインは“優しさ”でできている
修正しやすいデザインとは、
- 自分に優しい
- クライアントに優しい
- 将来の自分に優しい
そんなデザインです。
Figmaでは、
設計を少し意識するだけで、
- 修正対応がラクになる
- 信頼される
- 次の仕事につながる
という好循環が生まれます。
今日からできること
- グループをFrameに置き換える
- テキストをHugにする
- ボタンを1つコンポーネント化する
まずはここから始めてみてください。
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