第2回:WEBサイトのしくみを知ろう|初心者向け解説
WEBデザインや開発を学ぶ上で、まず押さえておきたいのが「WEBサイトの基本構造と仕組み」です。
見た目を作る前に、その裏側でどのように情報が届き、どんな技術が使われているのかを理解することで、
より効率的に学習を進められます。
WEBとは?インターネットとの違い
まず混同されやすい「インターネット」と「WEB」の違いを整理しましょう。
- インターネット
世界中のコンピュータが接続されたネットワークそのもの。
道路や橋のように、情報を運ぶための基盤です。 - WEB(ワールドワイドウェブ)
インターネット上で動くソフトウェアやサービスの総称。
HTML・CSS・JavaScriptで構成され、ユーザーがブラウザを通じて閲覧できる情報です。
例えるなら…
インターネットは「道路」、WEBは「道路を走る車や沿道の建物」にあたります。
WEBサイトの基本構造を作る3つの技術
HTML(構造を作る)
HTML(HyperText Markup Language)は、WEBページの骨組みを作る言語です。
見出し(<h1>)、段落(<p>)、画像(<img>)などをタグで記述し、情報の階層構造を明確にします。
ポイント
- 適切なタグの使用はSEO(検索エンジン評価)にも影響
- ページの意味づけをする役割がある
CSS(見た目を整える)
CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで作った骨組みにデザインを適用します。
色、文字サイズ、レイアウトなどをコントロールし、統一感のあるビジュアルを実現します。
ポイント
- 「セレクタ」を使って特定の要素にスタイルを適用
- サイト全体のデザイン変更を一括で行える
- 見た目はユーザーの第一印象と滞在時間に直結
JavaScript(動きをつける)
JavaScriptはWEBページに動的な機能を追加するプログラミング言語です。
画像スライドショーや入力フォームのリアルタイムチェックなど、インタラクティブな操作を可能にします。
ポイント
- ユーザーの行動に応じてページを変化させられる
- 動的コンテンツで使いやすさや面白さを向上
サーバーとドメインの関係
WEBサイトが表示される裏側には、サーバーとドメインという2つの重要な要素があります。
- サーバー
WEBサイトのデータを保存し、ユーザーからのアクセス要求に応えてデータを送る役割。 - ドメイン
WEBサイトの住所のようなもので、www.example.comのような形で指定します。
DNS(ドメインネームシステム)によってIPアドレスと紐付けられ、適切なサーバーに接続されます。
WEBサイトができるまでの流れ
- 計画と設計
ターゲットユーザーと目的を明確化し、サイトマップやワイヤーフレームを作成。 - 開発
HTML・CSS・JavaScriptを用いてページを制作。 - テスト
表示崩れや機能の不具合を確認し、修正。 - 公開
サーバーにアップロードし、ドメイン設定を行って一般公開。 - 運用と改善
定期的なメンテナンスやコンテンツ更新、ユーザーの行動分析を通じて改善を続ける。
覚えておきたい基本用語10選
- HTTP / HTTPS:ブラウザとサーバー間の通信規格
- ブラウザ:WEBページを表示するアプリ(Chrome、Safariなど)
- レスポンシブデザイン:PC・スマホなどデバイスに応じてレイアウトを変える手法
- CMS:WordPressなど、コンテンツ管理システム
- SEO:検索エンジン最適化
まとめ
WEBサイトは、インターネットという土台の上で、
HTML・CSS・JavaScriptという技術を組み合わせて作られます。
さらに、サーバーとドメインが連携することで、
世界中どこからでもアクセスできる仕組みが成り立っています。
この基本構造を理解しておくことで、これから学ぶデザインや開発のスキルもスムーズに習得できます。
次回は「WEBサイトを構築しよう」をテーマに、実際の制作プロセスに入っていきます。


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