ドメイン移管の流れと必要な時間をわかりやすく解説

Webサイトを運営していると、ドメイン管理会社(レジストラ)を変更したい場面があります。
例えば「更新費用を抑えたい」「管理を一元化したい」「サポート体制を強化したい」などの理由です。
この手続きは「ドメイン移管」と呼ばれます。
本記事では、ドメイン移管の基本的な流れと、おおよそどれくらい時間がかかるのかを解説します。

ドメイン移管とは?

ドメイン移管とは、現在契約しているドメイン管理会社から、
別の管理会社へドメインの管理権限を移す手続きのことです。
移管後は新しい管理会社で更新や設定を行うことになります。
ドメイン自体は変わらず、あくまで「管理先を変える」イメージです。

ドメイン移管の主な流れ

ドメイン移管は、以下のステップで進めます。

1. 移管の準備

  • ドメインの契約状況を確認(有効期限切れ間近だと移管できない場合あり)
  • Whois情報(登録者情報)が正しいかチェック
  • ドメインロック(移管制限)がかかっていないか確認
  • 認証コード(AuthCode/EPPコード)を取得

2. 移管先(新しい管理会社)で申請

  • 移管先の管理会社にログインし、「ドメイン移管」手続きを開始
  • 取得した認証コードを入力して申請

3. 移管元で承認

  • 登録メールアドレス宛に「移管承認メール」が届く
  • リンクをクリックして承認(または拒否も可能)

4. 移管完了

  • 承認後、移管処理が自動的に進行
  • 完了すると新しい管理会社でドメインが管理できるようになる

ドメイン移管にかかる時間

ドメイン移管にかかる時間は、ドメインの種類(TLD)や手続きのスムーズさによって変わります。

  • .com / .net / .org などの一般的なドメイン
    → 2〜7日程度が目安
  • .jpドメイン
    → 1〜3日程度(比較的早い)
  • 移管元・移管先の承認処理が早い場合
    → 1日以内で完了することもある

ただし、期限切れ直前や情報不備があると延びる可能性があります。

ドメイン移管で注意すべきポイント

  • 移管中もWebサイトやメールは通常通り利用できる
  • ドメインの有効期限が切れていると移管できない
  • 更新料や移管費用が発生する(移管後に1年分の更新が付与されるケースが多い)
  • 登録情報(特にメールアドレス)は最新にしておくこと

まとめ

  • ドメイン移管は「認証コードの取得 → 新管理会社で申請 → 承認 → 完了」という流れ
  • 時間はドメインの種類によって異なるが、概ね 1日〜1週間程度
  • 移管中にサイトやメールが止まる心配は基本的にない

これらを理解しておけば、安心して管理会社を切り替えられます。
コスト削減や管理のしやすさを重視するなら、早めに移管を検討するのもおすすめです。

さくらサーバーとメールの受信について

1. 移管中のメール

  • ドメイン移管手続きそのものは「管理会社の変更」であり、
    DNSの設定を変えない限り、メールの配送には影響しません。
  • つまり、ドメイン移管手続き中でもメールは通常通り届きます

2. サーバートラブルやメンテナンス中のメール

  • もし「さくらのメールサーバー」が一時的に停止している場合、
    送信元のメールサーバーはすぐにエラーを返すのではなく、
    数時間〜数日の間リトライ(再送信)を試みます
  • 多くのメールサーバーは 24〜72時間程度は再送を繰り返す仕様です。
  • 復旧後にリトライが成功すれば、その間に送られたメールも届きます。

3. 届かない場合があるケース

  • 送信元のメールサーバーがリトライせずに諦めてしまった場合(設定による)
  • 長時間(数日以上)復旧しなかった場合
  • DNSの設定変更ミスなどで宛先不明になった場合

まとめ

  • ドメイン移管だけならメールは途切れない
  • さくらサーバーの障害で一時的に止まっても、多くの場合は復旧後に遅れて届く
  • ただし「送信元サーバーがリトライを諦める」こともあるので、業務で重要なメールを使う場合は、
    GmailやMicrosoft 365など外部メールサービスを併用しておくのが安心