PHPでファイルアップロード機能

PHPで簡単なファイルアップロード機能を実装するための基本的なスクリプトを以下に示します。
このスクリプトは、ユーザーがファイルを選択してサーバーにアップロードできるようにするHTMLフォームと、
そのファイルを処理して保存するPHPコードで構成されています。

HTMLフォーム

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>ファイルアップロード</title>
</head>
<body>
    <form action="upload.php" method="post" enctype="multipart/form-data">
        ファイルを選択:
        <input type="file" name="fileToUpload" id="fileToUpload">
        <input type="submit" value="アップロード" name="submit">
    </form>
</body>
</html>

PHPスクリプト (upload.php)

<?php
if ($_SERVER['REQUEST_METHOD'] == 'POST') {
    $target_dir = "uploads/"; // アップロードされたファイルを保存するディレクトリ
    $target_file = $target_dir . basename($_FILES["fileToUpload"]["name"]);
    $uploadOk = 1;

    // ファイルが実際にアップロードされたかをチェック
    if (file_exists($target_file)) {
        echo "申し訳ありません、ファイルは既に存在します。";
        $uploadOk = 0;
    }

    // ファイルサイズのチェック
    if ($_FILES["fileToUpload"]["size"] > 500000) { // ここでは例として500KBの制限を設定
        echo "申し訳ありません、ファイルが大きすぎます。";
        $uploadOk = 0;
    }

    // ファイルタイプのチェック
    $imageFileType = strtolower(pathinfo($target_file,PATHINFO_EXTENSION));
    if($imageFileType != "jpg" && $imageFileType != "png" && $imageFileType != "jpeg"
    && $imageFileType != "gif" ) {
        echo "申し訳ありません、JPG, JPEG, PNG & GIF ファイルのみが許可されています。";
        $uploadOk = 0;
    }

    // チェックが$uploadOk=0でない場合、ファイルをアップロード
    if ($uploadOk == 0) {
        echo "申し訳ありません、ファイルはアップロードされませんでした。";
    } else {
        if (move_uploaded_file($_FILES["fileToUpload"]["tmp_name"], $target_file)) {
            echo "ファイル ". htmlspecialchars(basename($_FILES["fileToUpload"]["name"])). " がアップロードされました。";
        } else {
            echo "申し訳ありません、ファイルのアップロード中にエラーが発生しました。";
        }
    }
}
?>

このコードでは、ファイルの存在、サイズ、タイプをチェックしてから、
条件を満たす場合に限りアップロードを行っています。
サーバーにuploadsという名前のディレクトリを作成し、適切な書き込み権限を設定しておく必要があります。
また、セキュリティ面での考慮も重要ですので、
実際のアプリケーションではより詳細なバリデーションとエラー処理を実装することをお勧めします。