MW WP Formに郵便番号から住所を自動入力する機能を追加する方法: ajaxzip3を活用してユーザーエクスペリエンスを向上させよう

WordPressの人気フォームプラグイン「MW WP Form」において、「ajaxzip3」を使用して郵便番号から住所を自動入力する機能を実装する方法について解説します。この機能を追加することで、ユーザビリティの向上とフォーム入力の効率化を図ることが可能です。

ajaxzip3とは?

ajaxzip3は、日本の郵便番号データを使用して、郵便番号から住所情報を自動で検索し、フォームフィールドに入力するためのJavaScriptライブラリです。このライブラリを使用することで、ユーザーは郵便番号を入力するだけで自動的に住所欄が埋まるため、入力の手間が省け、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

MW WP Formでの実装方法

Step 1: ajaxzip3ライブラリの追加

まず、ajaxzip3ライブラリをWordPressサイトに追加する必要があります。これは、<head>タグ内または<body>タグの終了タグ直前に以下のスクリプトタグを挿入することで実現できます。

<script src="https://ajaxzip3.github.io/ajaxzip3.js" charset="UTF-8"></script>

Step 2: フォームフィールドの準備

MW WP Formでフォームを作成または編集し、郵便番号と住所の入力フィールドを準備します。フィールドにはそれぞれ固有のIDまたはクラス名を割り当てることが重要です。

郵便番号: [mwform_text name="zip" id="zip"]
住所: [mwform_text name="address" id="address"]

Step 3: ajaxzip3の設定

ajaxzip3を使用して郵便番号フィールドと住所フィールドを連携させます。このためには、以下のJavaScriptコードをページに追加します。このコードは、<script>タグ内に記述し、先ほど追加したajaxzip3のスクリプトタグの後に配置します。

<script>
document.getElementById('zip').onkeyup = function() {
  AjaxZip3.zip2addr(this,'','address','address');
};
</script>

このコードは、IDがzipの郵便番号フィールドに入力された値から、IDがaddressの住所フィールドに住所を自動入力します。

まとめ

MW WP Formにajaxzip3を使用した「郵便番号から住所自動入力」機能を追加することで、フォームのユーザビリティを大幅に向上させることができます。ユーザーの入力負担を軽減し、正確なデータの収集を促進することで、サイト運営者としても有益な結果を得ることができるでしょう。