独学でFigmaをマスターするロードマップ(初心者→上級者まで)

Figmaは「直感的で簡単!」と言われますが、
実は 正しい順番で学ばないと途中で行き詰まるツール でもあります。

この記事では、初心者 → 中級者 → 上級者へと進むための
“迷わない学習ステップ”をロードマップ形式で徹底解説します。

【STEP0】Figmaの準備(Day 1でできる)

アカウント作成

Googleアカウントで秒速ログイン。

日本語化

設定 → Language → 日本語

必ず覚える用語

  • Frame(アートボード)
  • Component(部品)
  • Auto Layout(自動整列)
  • Variant(状態管理)
  • Prototype(動作再現)

ここさえ理解すれば、スタートラインに立てます。

【STEP1】初心者(0〜30日)

“触って慣れる:UIの操作と基礎構造”

まずは 操作の基礎+シンプルUI を作れるようになることが目標。

Day1〜Day7:基本操作に触れる

  • 図形(Rect / Circle)
  • テキスト
  • 色の設定
  • 画像の配置
  • フレーム作成
  • 整列ツール
  • レイヤー構造の理解

最初の課題:SNSバナーを1枚作る

バナーづくりは、“配置・文字・色”の基礎をすべて学べる最強の練習です。

Day8〜Day14:Auto Layoutをマスター

Figmaの90%はAuto Layoutで決まると言っても過言ではありません。

Auto Layoutでできること

  • 自動整列
  • パディング統一
  • 間隔調整
  • 要素が増えても崩れないUI

課題:カードUIをAuto Layoutだけで作る

Day15〜Day30:コンポーネント設計の基礎

覚えること

  • コンポーネント
  • Component Set(Variants)
  • インスタンス
  • 親子関係と上書き

課題:ログインフォームのUIを1画面作る
(ボタン/入力欄/ヘッダーをコンポーネント化)

ここまでで “Figma初心者脱出” です。

【STEP2】中級者(1〜3ヶ月)

“真似できるデザイナーになる:UI設計・再利用・実装を意識”

いよいよ“実務レベル”の基礎へ。

① 実在するサービスのUI模写(最強の成長法)

おすすめ模写先

  • Netflix
  • Instagram
  • Apple
  • Airbnb
  • SmartHR

模写のコツ

  1. まずは見たまま作る
  2. どんなルールで作られているか分析
  3. Auto Layoutとコンポーネントに落とし込む
  4. 自分ならこうする、を1つ追加

1つのUIを作るごとに必ず気づきが増える

② テキスト・配色・余白の設計力を磨く

必須スキル

  • 行間設定(Line Height)
  • 階層設計(H1 / H2 / Body)
  • カラーパレットの作り方(明度差)
  • 8ptグリッド

課題:3種類のカードUIをつくる
(配色 × 文字 × 余白のバランスを意識)

③ Components × Variantsで“組み立て式UI”を作る

  • Button(大/中/小+状態別)
  • Input(Default, Focus, Error)
  • Navigation(PC/SP)

課題:LPセクションを3つ作る(ヘッダー/CTA/フッター)

④ Prototypeで“動くUI”へ

  • 遷移リンク
  • スマホスワイプ
  • モーダルの開閉
  • アニメーション(Smart Animate)

課題:アプリの3画面を動くプロトタイプにする

⑤ ライブラリ化(Team Library)

複数ページにまたがるUIをまとめる。

  • 色のスタイル化
  • テキストスタイルの体系化
  • コンポーネントを公開

課題:自分の“簡易デザインシステム”をつくる

【STEP3】上級者(3〜6ヶ月)

“仕組みをつくるデザイナーへ:デザインシステム × 実務スキル”

ここからは企業レベルで即戦力。

① デザインシステム構築(Figmaの真骨頂)

作るべき項目

  • Color Tokens(Primary / Info / Success / Error)
  • Typography Scale
  • Grid & Spacing
  • Shadows
  • Radius
  • Components
  • Patterns(カード、セクション、フォーム)

課題:デザインシステム1ページを作成

② Figmaと開発をつなぐ設計

  • Tailwind CSSを意識した命名
  • コードとUIの差分が出ない構造
  • Auto LayoutとClass命名の相関性

課題:デザイン → コードの一致性を意識したUIをつくる

③ アクセシビリティ(A11y)を考慮したUI

  • コントラスト比
  • タップ領域
  • 色覚対応
  • 読みやすい文字サイズ

Starkプラグイン必須

④ 実務ワークフローの理解

  • ファイルの構造化
  • 命名規則
  • Commentsでの議論
  • バージョン管理
  • FigJamでの情報整理

課題:架空サービスのUIを10画面作り、1つにまとめる

【STEP4】プロレベル(半年〜)

“ゼロからサービスをデザインできる”

ここまで来ると、Figmaで“ただ作る人” → “UI設計者”に進化します。

① UXの理解

  • 課題 → 仮説 → UIに落とす流れ
  • ユーザーフローを描く
  • オンボーディング設計
  • エラーUIの設計

② コンポーネント工学

  • 再利用性
  • 可変性
  • 誰が触っても崩れない設計
  • プロパティ化の最適解

③ 大規模デザインシステムの運用

  • ライブラリの更新
  • 差分チェック
  • バージョン管理
  • 開発との整合性担保

まとめ:独学でも“正しい順番”でやれば誰でも上級者になれる

Figmaは難しいツールではありません。
しかし、正しい順番で学ばないと“中級者の壁”を超えにくいのも事実です。